アラ韓国語学院の韓国語文法解説&資料　その②

「（으）십시오/세요」文法説明及び練習

こちらで紹介する韓国語文法は「～（으）십시오（～してください）」（より丁寧な表現）「～（으）세요（～してください）」（より親しい表現）になります。文法の作り方は動詞の語幹にパッチムがあるかどうかで活用方法が変わります。

• 文法①　～（으）십시오（～してください）

  ・動詞の語幹にパッチムがない場合は「세요」をつける

  • 例）가다（ 行く）⇒ 가세요（ 行ってください）

  ・動詞の語幹にパッチムがある場合は「으세요」をつける

  • 例）앉다 （座る） ⇒　앉으세요 （座ってください）

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• 文法②　～（으）세요（～してください）

  ・動詞の語幹にパッチムがない場合は「십시오」をつける

  • 例）가다 （行く）⇒ 가십시오（ 行ってください）

  ・動詞の語幹にパッチムがある場合は「으십시오」をつける

  • 例）앉다 （座る） ⇒　앉으십시오 （座ってください）

詳しい内容は動画を参考して下さい＾＾

尊敬語「（으）시다」文法説明及び練習

こちらで紹介する韓国語文法は尊敬語である「（으）시다（お～になる/aれる）」になります。文法の作り方は動詞の語幹にパッチムがあるかどうかで活用方法が変わります。

• 文法①　（으）시다（お～になる/aれる）

  ・動詞の語幹にパッチムがない場合は「시다」をつける

  • 例）가다（ 行く）⇒ 가시다 （行かれる）

  ・動詞の語幹にパッチムがある場合は「으시다」をつける

  • 例）앉다 （座る） ⇒　앉으시다 （お座りになる）

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• ※【例外】覚えるしかないもの

  • ①있다 （いる） →계시다 （いらっしゃる）
  • ②먹다 （食べる） →드시다/잡수시다 （召し上がる）
  • ③마시다 （飲む） →드시다 （お飲みになる）
  • ④자다（ 寝る） →주무시다 （お休みになる）
  • ⑤말하다 （言う） →말씀하시다 （おっしゃる）

詳しい内容は動画を参考して下さい＾＾

過去形「았/었다」文法説明及び練習

こちらで紹介する韓国語文法は過去形である「았/었다（～しました/～でした）」になります。文法の作り方は動詞の語幹の母音が「ㅏㅗ」か「ㅏㅗ」以外かによって活用方法が変わります。

• 文法①　았/었다（～しました/～でした）

  ・語幹の母音が「ㅏㅗ」の場合は「았다」をつける
  ※～았/었다を付けた後、語幹にパッチムがない場合は語幹と合体する
  ※語幹にパッチムがある場合はそのまま～았/었다だけ付ける

  • 例）가다 （行く）⇒ 가았다⇒ 갔다（行った）
  • 例）보다 （見る）⇒ 보았다⇒ 봤다（見た）

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  ・語幹の母音が「ㅏㅗ」以外の場合は「었다」をつける

  • 例）배우다（学ぶ）⇒ 배우었다⇒ 배웠다（学んだ）
  • 例）먹다 （食べ）⇒　먹었다 （食べた）
  • 例） 입다 （着る）⇒　입었다 （着た）
  • 例外１）語幹が「ㅣ」の場合は「였」になる
  • 例）마시다（飲む）⇒　마셨다（飲んだ）
  • 例）가르치다（教える）⇒　가르쳤다（教えた）
  • 例外２）語幹が「위」の場合は合体しない
  • 例）쉬다（休む）⇒　쉬었다 （休んだ）〇
  • 　　쉬다（休む）⇒　쉈다 　（休んだ）×
  • 例外3）하다（～する）の場合は「였다」を付けるが縮約の形で「했다」が多く使われる
  • 例）공부하다（勉強する）⇒　공부하였다（勉強した）〇
  • 　　공부하다（勉強する）⇒　공부했다（勉強した）〇

詳しい内容は動画を参考して下さい＾＾

「아/어요」文法説明及び練習

こちらで紹介する韓国語文法は「～ます/～です」「아/어요」になります。文法の作り方は動詞の語幹の母音が「ㅏㅗ」か「ㅏㅗ」以外かによって活用方法が変わります。

• 文法①　～아/어요（～です/ます）

  ・語幹の母音が「ㅏㅗ」の場合は「아요」をつける

  • 例）가다（行く）⇒ 가아요⇒ 가요（行きます）
  • 例）보다「見る」⇒ 보아요⇒ 봐요「見ます」
  • 例）배우다「学ぶ」⇒ 배우어요⇒ 배워요「学びます」

  ・語幹の母音が「ㅏㅗ」以外の場合は「어요」をつける

  • 例）먹다 「食べる」⇒　먹어요「食べます」
  • 例）입다「着る」⇒　입어요「着ます」

  ※～아/어요を付けった後、語幹にパッチムがない場合は語幹と合体する

  ※語幹にパッチムがある場合はそのまま「～아/어요」だけ付ける

  • 例外１）語幹が「ㅣ」の場合は「ㅕ」になる
  • 例）마시다「飲む」⇒　마셔요（飲みます）
  • 例）가르치다「教える」⇒　가르쳐요（教えます）
  • 例外２）語幹が「위」の場合は合体しない
  • 例）쉬다「休む」⇒　쉬어요 （休みます）〇
  • 　　쉬다「休む」⇒　숴요 （休みます） ×
  • 例外3）하다の場合は「여요」を付けるが縮約の形で「해요」が多く使われる
  • 例）공부하다「勉強する」⇒　공부하여요（勉強します）〇
  • 　　공부하다「勉強する」⇒　공부해요 （勉強します）〇

詳しい内容は動画を参考して下さい＾＾

「（스）ㅂ니다」文法説明及び練習

こちらで紹介する韓国語文法は過去形である「～（스）ㅂ니다（～です/ます）」になります。文法の作り方は動詞の語幹にパッチムがあるかどうかで活用方法が変わります。

• 文法①　～（스）ㅂ니다 （～です/ます）

  ・語幹にパッチムがあったら「습니다」をつける

  • 例）먹다 （食べる）⇒　먹습니다 （食べます）

  ・語幹にパッチムがなかったら「ㅂ니다」をつける

  • 例）가다 （行く）⇒ 갑니다（行きます）

詳しい内容は動画を参考して下さい＾＾

はやく「빨리/일찍」の違い

こちらでご紹介する韓国語文法は「はやく/빨리/일찍」の違いです。韓国語を長く勉強している方もよく間違う文法なので是非説明の動画をみて違いを勉強しましょう！

詳しい内容は動画を参考して下さい＾＾

니까/서/때문에

解説

今回登場する文法はカナタ韓国語教材の初級２に登場する文法です。「（으）니까」「아/어서」 「기 때문에」３つとも理由を表す文法で日本語の「ので」「から」にあたります。初級２のレベルとは言え中級、高級の学習者もよく間違う文法でもあります。上記の問題の答えは１番「-（으）니까」です。韓国語では同じ理由を表す文法でも「主観的」「客観的」「公的」によって使い分けています。「（으）니까」の場合は主観的な考えが強い文法です。「한가하니까 도와 드리겠습니다.」（暇なのでお手伝いします。）　ここで見逃してはいけないのは「-겠다」です。「-겠다」は自分の未来意思を表す文法でもあり、主観性が強いです。そのため「（으）니까」が一番自然な流れになります。例えば、韓国ドラマや韓国映画などで自己主張を強くする場面でよく耳にするのが「（으）니까」です。「例：됐으니까!(いいから！)」「例：사랑하니까（愛しているから）」「例：배고프니까（腹減っているので）」等々、その中でも一番分かりやすい例が「사랑하니까（愛しているから）」ですね、客観的に考えて愛を語る人なんかいますか？愛するということは自分の感情です。つまり「（으）니까」は自分の感情や考えをより強く表す文法とも言えます。

また、「아/어서」 「기 때문에」は勧誘文や命令文には使うことができませんが、「（으）니까」は勧誘文や命令文でも使えます。何故かというと、勧誘や命令は誰の考えでもなく話し手の考えが強く反映されているからです。つまり、話し手の主観的な考えが強く作用している時には「（으）니까」が良く使われます。

• （訳：お腹空いたのでご飯食べに行こう）

  • ① 배가 고프니까 같이 밥먹자　〇
  • ② 배가 고파서 같이 밥먹자　×
  • ③ 배가 고프기 때문에 같이 밥먹자　×

• （訳：雨降っているから早く来い！）

  • ① 비가 오니까 빨리 와!　〇
  • ② 비가 와서 빨리 와!　×
  • ③ 비가 오기 때문에 빨리 와!　×

• 皆さん如何でしたか？「니까」を理解するためにはいろいろな場面をイメージしながら練習しなければなりません。より上手く使いたい方や「아/어서」 「－기 때문에」についても知りたい方はアラ韓国語学院の無料体験レッスンをお申し込みください。それでは、또 만나요~~~

最後に

【難問】次のどちらがあっているでしょう？
※以下の場合は、間違って使うと失礼になりますので気をつけなければなりません。

• （訳：社長、今日体の具合が悪いので会社に行くことができません。）

  • ① 사장님 오늘 몸이 아프니까 회사에 못 가요.　
  • ② 장님 오늘 몸이 아파서 회사에 못 가요.

答えは～答えは～～～体験レッスンで確認してください！